チームについて
Team FREE Bionics Japanが生活支援ロボットアワード2021に参加していただきました。
FREE Bionics Japanは、日本に拠点を置くFREE Bionicsの子会社です。台湾に本社があり、今回は日本と台湾の2つの拠点から参加しています。
FREE Bionicsは、歩行支援ロボットの研究・開発をしています。チームは障害のある方への解決策を見つけることに日々尽力しています。全従業員が初心を忘れずに技術の開発に邁進し、台湾から世界へ向けて、台湾政府機関工業技術研究院(日本産総研にあたる)の精神を受け継ぎ、世界の福祉をリードするために日々進化しています。
今回使用したロボットFREE Walkは、重量が約20kgで最大で2km/hで歩行可能です。股関節と膝関節にモーターがあり、立つ、座る、歩くことを可能にしています。
コントロール方法は4つがあり、今回は使用者ご自身で杖に取り付けたコントローラで行います。FREE Walkは先端アルゴリズムで、使用者の移動意欲と体勢を感知し、反応してくれます。また、歩行の際は杖や歩行器を使用します。
Pilot - Tien Tsung Shu & Kohei Matsubara
今回は台湾からTien Tsung Shuさんと日本から松原浩平さんがチャレンジしていただきました。
Tien Tsung Shuさんは第10胸髄の損傷、松原浩平さんは第1腰髄の損傷により下半身の麻痺があり、普段は車いすで生活しています。アワードのため練習を重ね、課題1から課題6にチャレンジしていただきました。